増成栗人選 【日報俳壇】

風に息あり黄落のはたと止む 酒々井 榎利美
 【評】ときに激しく、ときに静かに黄落の木の葉が舞う。その黄落がひとときはたと止む。その姿を見続けていた作者は、そこに風の息遣いを覚えているのだ。「風に息あり」は、まさしく作者のメルヘン。景に ・・・

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