増成栗人選 【日報俳壇】

睡蓮の即かず離れぬ花の数 酒々井 榎利美
 【評】美しき花を咲かす蓮池。その一花一花にほどよき距離があると言う。空間があってこそ美の調和がある。その睡蓮のありようを作者は己が息遣いのままで「即かず離れぬ」と述懐するのだ。いちめんの花の数、その花と一体化する作者 ・・・

【残り 1168文字】



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