増成栗人選 【日報俳壇】

野を遠く来て一輪の黄水仙 印西 渡邊和子
 【評】水仙は冬、しかし黄水仙は春の季語。その多くはかたまって咲く栽培花である。気まぐれに野を歩き、その途次に飛び火したように咲く一輪の黄水仙に立ち止まる作者。解放感がふと詩情に戻る一刻の機微の移 ・・・

【残り 1069文字】



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