元教諭、乱暴「10~15回」 女児にわいせつ、自宅の廊下で犯行 地裁松戸支部で被告人質問

千葉地裁松戸支部
千葉地裁松戸支部

 13歳未満の女児に乱暴したとして、強制性交罪に問われた元小学校教諭、水沼宏嘉被告(31)=松戸市=の公判が25日、地裁松戸支部(本間敏広裁判長)であり、被告人質問が行われた。被告は同じ女児に「昨年11月から今年1月までに10~15回くらい(乱暴を)した」と供述した。

 被告人質問の供述によると、被告は主に自宅の廊下で犯行に及んでおり、理由について「寝室やリビングに連れ込むと無意識に家族のことを考えてしまう」と述べた。教員としての責任を問われると「常識に欠けていた。性欲に負けてしまった」とした。

 被害女児に対しては「一生謝罪の言葉を言い尽くしても足りない。一生をかけて償う」と述べた。

 起訴状によると、被告は昨年11月19日と今年1月16日、県内で13歳未満の女児にわいせつな行為をしたとされる。


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