滞在者の騒音・迷惑行為防止へ サーフィン拠点の一宮町が新条例 民泊増で近隣から苦情、共存模索 改善なければ氏名公表も

千葉県内外から多くのサーファーが訪れる一宮町
千葉県内外から多くのサーファーが訪れる一宮町

 五輪サーフィンの会場となって注目され、町内に民泊施設などが増えている一宮町は12日、一部の滞在者らによる夜間の騒音や迷惑行為を防ごうと、町迷惑防止条例を施行した。民泊施設やセカンドハウスの近隣の住民から苦情が出ていた。指導や勧告などの段階を踏んで、改善しない場合には違反者の氏名を公表する規定を盛り込んだ。地元住民と都市部からの滞在者の共存が狙いとしている。

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