通行規制の橋は1379本 老朽化や大震災で77本増 

 全国の長さ15メートル以上の道路橋15万7千本のうち、劣化や損傷のため、通行止めや通行車両の重量制限などの規制をしているのは、4月時点で1379本に上ることが1日、国土交通省のまとめで分かった。

 老朽化や東日本大震災などの災害が要因で、前年より77本増えた。調査を始めた4年前と比べると1・7倍増。国交省は、地方自治体を対象に実施中の道路橋補修に関するアンケートの結果を踏まえ、具体的な支援策を検討する方針だ。

 内訳は、通行止めが前年比45本増の217本、重量制限などの通行規制が32本増の1162本。


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