「消えた年金」照合を継続 13年度終了目指し厚労省 

 厚生労働省と日本年金機構は2日、総務省の「年金業務監視委員会」(郷原信郎委員長)で、誰のものか特定できない「宙に浮いた年金記録」に関し、オンライン上の年金記録と原簿にあたる紙台帳との照合作業を2013年度も継続すると表明した。13年度中に現役世代を含め全ての記録照合を終えることを目指す。

 費用に見合う効果が出るのか疑問視する意見があったが、政権交代後の4年間をかけて全件照合を終えるとした民主党の方針を順守する。郷原氏は会合後の記者会見で「しっかり作業してもらいたい」と述べた。


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