石原幹事長、国会軽視と民主批判 選挙法案審議で 

 自民党の石原伸晃幹事長は21日の記者会見で、民主党が22日の衆院選挙制度改革関連法案の審議に入る方針を伝えてきたことについて「野党第1党の話を聞かずに強行採決しようとしている。国会軽視だ」と批判した。公明党の山口那津男代表も「一方的に議論が進められるのは望ましくない」と苦言を呈した。

 石原氏は選挙制度改革に関し「合意できるのは小選挙区定数の『0増5減』までだ」と重ねて強調。違憲状態の「1票の格差」が是正されなければ衆院解散できないとの指摘には「野田佳彦首相が『解散権は束縛されない』と明確に発言している」と反論した。


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