2012年8月24日 19:07 | 無料公開
民主党は24日、原発政策を本格論議するため設置した「エネルギー・環境調査会」の初会合を開き、建設中の原発の扱いや原発の輸出戦略見直しなどを幅広く協議することを決めた。将来的に原発をゼロにすることは可能かどうかや、その際の課題、克服策も話し合う。 会長に就いた前原誠司政調会長は会合で、政府が原発政策を柱とする新たなエネルギー・環境戦略の策定を進めていると説明した。「党はまったく議論しないで(政府方針を)受け入れるということではなく、政府と並行して議論し、原発に対する考え方を決めていく」と述べ、結論を総選挙のマニフェストに盛り込む考えを示した。