2012年8月24日 19:18 | 無料公開
国家戦略会議に臨む野田首相(右から2人目)ら=24日夜、首相官邸
政府の国家戦略会議(議長・野田佳彦首相)は24日、官邸で会合を開き、2013年度から15年度まで3年間の国債費を除く「歳出の大枠」の上限を、12年度と同じ71兆円にとどめるとする「中期財政フレーム」の骨子案を了承した。
古川元久国家戦略担当相は会議後の記者会見で、消費税率を現行の5%から8%に上げる14年度、10%にする15年度とも緊縮予算を続けることにより、15年度に基礎的財政収支の赤字を半減させるとした政府目標の達成に自信を示した。
ことし1月時点の内閣府の試算では、予算の自然増などを想定し半減目標には届かず、達成は1年遅れるとしていた。