若年層は原発比率高いと政府 分析結果公表 

 政府は27日、エネルギー政策をめぐる国民論議を検証する2回目の専門家会合を開き、10~20代の若年層は2030年の原発比率を一定程度維持する「20~25%案」を支持する割合が他の世代と比べて多いとの分析結果を公表した。調査によっては2割近くを占めた。

 意見聴取会や意見公募の結果を世代別に読み取った。10~20代は30年時点では勤労世代の中核を担うことになるため、電気料金や安定供給への影響を重視する考えが大きかったとみられる。

 聴取会で意見表明を希望した人のうち20~25%案を支持した割合は、10~20代が18・7%、40~50代は17・6%、60代以上は15・2%。


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