2012年8月27日 11:55 | 無料公開
参院予算委で答弁する野田首相=27日午前
野田佳彦首相は27日の参院予算委員会で、島根県・竹島(韓国名・独島)の領有権問題について「平和的な解決が望ましい。冷静かつ毅然とした対応をしていきたい」と述べ、韓国政府に国際司法裁判所への共同提訴を引き続き働き掛ける考えを強調した。
また、竹島や沖縄県・尖閣諸島の領有に関する日本国民の認識が不足していると指摘。「国民に事実関係と、相手国の主張に根拠がないことを伝えるための態勢を整備する」と述べた。
米軍輸送機オスプレイに関し、森本敏防衛相は「飛行の安全性を確保する措置を取りつつ配備を進めていく」と述べ、普天間飛行場(沖縄県)への配備計画に変更はないと説明。