障害ある人、ない人も毛筆で表現 鳥取・米子でイベント

「第1回みんなで書きま書」に車いすで参加した小林泰朗さん=17日、鳥取県米子市

 障害のある人もない人も共に毛筆を手に取り、巨大な紙に文字や絵を表現するイベント「第1回みんなで書きま書」が17日、鳥取県米子市の県立米子産業体育館で開かれた。県内外から約70人が参加し、会場は笑顔と拍手に包まれた。

 「上手に書けなくても大丈夫」。イベントはそんなかけ声で始まり、小学生から70代までの参加者が好きな言葉や来年の抱負を記した。車いすで参加した同市の小林泰朗さん(58)は「共に生きる」という願いをしたため「障害があっても楽しむことを楽しむ」と笑顔で話した。

 作品は来年2月に米子市美術館で展示される。


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