「レンゲ祭り」が２０日に大多喜町老川で、２７日に同町下大多喜で開かれる。レンゲソウが田んぼを紅紫色に染める光景を演出。各種イベントも用意して観光客をもてなす。

　主催はＮＰＯ法人大多喜みらい塾（上治信理事長）など。今年で２回目。町が四半世紀にわたり実施した「世界レンゲ祭り」の後継イベントで地域活性化が目的だ。地元園児らに種まきをしてもらった。

　老川地区は新たに会場に加えた。レンゲソウは田んぼ２枚分の１千平方メートルに植栽したが、「開花は遅れている」と説明する。

　一方、下大多喜地区は植栽規模を前年比で４倍に拡大。田んぼ４枚分の１万２千平方メートルでの開花を期待している。周辺では多数のこいのぼりも泳ぐ。

　両会場とも花の摘み取りができる他、もちつきやじゃんけん大会、タケノコ汁の販売などを行う。問い合わせは町観光協会、電話０４７０（８０）１１４６。