裏山崩れ倒木、土砂流入 鴨川・天津高台の住宅 復旧作業「終わり見えない」 【台風13号大雨1カ月】

崖崩れによる倒木や土砂で埋まった玄関周辺。黒川さんは「玄関のドアから室内には入れず、勝手口を使っている」と説明した=6日、鴨川市
崖崩れによる倒木や土砂で埋まった玄関周辺。黒川さんは「玄関のドアから室内には入れず、勝手口を使っている」と説明した=6日、鴨川市

 台風13号による大雨災害は、8日で発生から1カ月が経過する。鴨川市に週末滞在用の住宅を所有する黒川豊さん(58)=千葉市稲毛区=は、今も裏山の崖が崩れ敷地内に押し寄せた倒木と土砂の撤去作業に追われている。土砂は住宅の一部を壊し、室内にも流れ込んだ。電気とガス、水道は止まったままで、家族と復旧作業を続ける黒川さんは「全く終わりが見えないが、年内にライフラインだけは復活させたい」と話している。

 住宅は鴨川市天津地区の高台にあり、目の前には太平洋が広がっている。新型コロナの感染が拡大した2020年、黒川さんは少しでも密を避けようと住宅を購入した。週末に訪れ「都市部とは違った穏やかな生活を楽しんでいた」。

 9月8日、同市の24時間雨量は350ミリを超え観測史上最多となった。当時、住宅内には黒川さんの妻と長女 ・・・

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