ヒクイナ 水生植物の茂みで生活 成田篤彦 【房総の草木虫魚】(423)

ヒクイナ ツル目クイナ科 全長約23センチ。東南アジアに分布。日本、朝鮮半島・中国で繁殖。北方で繁殖する個体は南方に渡る。県選定最重要保護生物=2013年5月2日(筆者撮影)
ヒクイナ ツル目クイナ科 全長約23センチ。東南アジアに分布。日本、朝鮮半島・中国で繁殖。北方で繁殖する個体は南方に渡る。県選定最重要保護生物=2013年5月2日(筆者撮影)
舗装農道を歩く2羽のヒクイナ=2023年5月22日(筆者撮影)
舗装農道を歩く2羽のヒクイナ=2023年5月22日(筆者撮影)

 初夏の晴れた日、バンがハス田の若葉の間を大股で歩いていた。ヨシ原の電線で、オオヨシキリが「ギョ、ギョ、ギョ、キョキョ…」とうるさいくらいに鳴いている。舗装された農道はススキが両側から覆い、草のトンネルのようになっていた。

 2羽の黒い小鳥が大股でゆっくりと近づいてきた。 ・・・

【残り 1210文字】



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