タイワンウチワヤンマ 北進中の精悍なハンター 成田篤彦 【房総の草木虫魚】(384)

タイワンウチワヤンマのオス お尻のウチワ状の突起が小さく黒い。トンボ目サナエトンボ科 全長70~81ミリ、台湾、中国、東南アジア、本州の神奈川県以南に分布=9月5日、木更津市(筆者撮影)
タイワンウチワヤンマのオス お尻のウチワ状の突起が小さく黒い。トンボ目サナエトンボ科 全長70~81ミリ、台湾、中国、東南アジア、本州の神奈川県以南に分布=9月5日、木更津市(筆者撮影)
ウチワヤンマのオス お尻のウチワ状の突起は大きく、黄斑がある。トンボ目サナエトンボ科 体長約80-90ミリ。千葉県指定一般保護生物。台湾、朝鮮、中国中部~北部などに分布。6月下旬~9月に出現=8月31日、木更津市(筆者撮影)
ウチワヤンマのオス お尻のウチワ状の突起は大きく、黄斑がある。トンボ目サナエトンボ科 体長約80-90ミリ。千葉県指定一般保護生物。台湾、朝鮮、中国中部~北部などに分布。6月下旬~9月に出現=8月31日、木更津市(筆者撮影)

 「三年越しでやっと見つけた」。ここは、初秋の海岸付近のハス田。ハスの葉が水面を覆い、真っ白な花が咲いていた。薄曇りだが、歩くと汗がにじむ。電車が「ゴー」と通過する。1本の棒が、水面が広がる水辺に刺さっていて、先端に大型のトンボが止まっていた。「ウチワヤンマ?」。 ・・・

【残り 1180文字】



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