2023年7月20日 05:00 | 無料公開
鉄道150年 ちばローカル線の未来(あす)
日本で最初の鉄道が新橋-横浜間で開業し、2022年で150年になりました。千葉県内ローカル線を運行する鉄道会社とJR千葉支社のトップに鉄道の未来(あす)と課題、抱負を聞く連載です。
経営難ばかりがクローズアップされるが、鉄道事業を支えている「ぬれ煎餅」などの副業が好調で、昨年度決算は黒字に転換した─
一般公募で選ばれ2018年11月に就任した古竹孝一社長は「つなぐ」「つながる」をキーワードに「鉄道は地域の血管」と話す─
里山にもともとある良さをきちんと見える形にして生かす。待っていても客が来ないから出迎える「出張商店街」も逆開発の一つ─
赤字だからすぐにどうこうではなく、まずは現状を理解していただき、その上で地域と一緒に考えていきたい─
苦境にあえぐローカル線の存続へは「路線の特色を生かし、付加価値を創出する施策が必要」と提言。“地域総ぐるみ”の対策も不可欠と訴える─