2023年12月14日 05:00 | 無料公開
※写真はイメージ
値下げ対象の「だし香るキムチ鍋つゆ」(イオン提供)
イオン(千葉市美浜区)は13日、プライベートブランド「トップバリュ」の29品目の値下げを始めた。原材料価格が一服したことに加え、イオングループ全体での販売拡大や配送方法の見直しでコストを吸収し、価格改定を実現。物価が高止まりする中、手頃な価格で生活必需品を消費者に届けるのが狙い。
値下げは全国のイオン系列約1万店舗で展開。商品の取り扱いは店舗により異なる。
食品や日用品を中心に選定。冬場の需要が見込まれる「だし香るキムチ鍋つゆ」は変更前の税抜き228円から198円と30円の値下げ、「キャノーラ油ハーフ」は328円から278円と50円安く設定した。
同社は9月にも31品目を値下げし、顧客から「値上げラッシュの中でありがたい」との声が寄せられたという。今回は“第2弾”で、合わせて計60品目の価格改定となった。11月にも値段を据え置いて一部商品を増量する実質値下げを期間限定で実施した。
担当者は「何かとお金が必要な年末年始に、日用品を安心して買ってもらいたい」と話した。