2013年10月19日 11:44 | 無料公開
新昭和(君津市)は18日、昨年10月に県内で初めて稼働を始めたメガソーラー発電所「新昭和メガソーラー市原発電所」(市原市山田)の年間発電量の実績が、予想を17%上回る268万7018キロワット時だったと発表した。同社によると、一般家庭約770世帯分の年間消費電力量を発電したことになる。
同社は過去30年間の日照量などを基に予想を立てたが、実際の日照量は1割程度多かった。特に今年の夏から秋にかけて天候が良かったことがけん引したという。
さらに、発電所内の電気配線に太いケーブルを採用したり、各設備を効率良く配置して接続距離を短くするなどの工夫を施し、電気抵抗を抑えられたことも効果を上げた、と同社は分析している。