読んで温かい気持ちに 待望のシリーズ第3作 作家・清水晴木さん(習志野市)

新書「さよならの向う側TimeToSayGoodbye」を手にする清水さん=千葉市美浜区
新書「さよならの向う側TimeToSayGoodbye」を手にする清水さん=千葉市美浜区

 習志野市在住の作家、清水晴木さん(34)が小説「さよならの向う側 Time To Say Goodbye」(マイクロマガジン社、1815円)を発刊した。シリーズ累計4万部のヒット作「さよならの向う側」の第3作で第1部完結編。「死を題材にした悲しい話なはずなのに、読んだ後温かい気持ちになる」と話題を呼び、国内外で注目を集めている。清水さんは「間違いなく自分の代表作。多くの人に読んでほしい」と語る。

 シリーズは、死後の世界にある「さよならの向う側」と呼ばれる場所を訪れた人々の決断を描く。死者は最後に一日だけ現世に戻り、大切な人に会う時間が与えられる。ただし、会えるのは自分が死んだことを知らない人だけ…。

 シリ ・・・

【残り 620文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る