2023年7月23日 14:21 | 有料記事
江戸時代の装いで行われた大名行列
投げ上げられお宮の天井を突き破るみこし
勝浦市鵜原で八坂神社の例祭が開かれた。氏子たちによる大名行列が街中や波打ち際を練り歩き、行列に続くみこしも「お浜降り」。最後はお宮の中でみこしを投げ上げて天井を突き破り、祭りは荒々しく幕を閉じた。
400年以上の歴史がある例祭。大名行列が持つ挟み箱や毛やりなどの式具は、大多喜城主だった本多忠朝が寄進。鵜原出身の奥女中の勧めで同神社に病気の治癒を祈願し、すぐに全快したお礼に贈ったという。「鵜原の大名行列」として県記録選択無形民俗文化財に指定されている。 ・・・
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