安寧願い700キロ大巡行 天保飢饉以来200年ぶり「日本廻国」挑む 南房総・高徳院の星住職 28日から復路

昨年実施した日本廻国の「前行」で、「お前立観音」を載せた山車を引く星住職(左、高徳院提供)
昨年実施した日本廻国の「前行」で、「お前立観音」を載せた山車を引く星住職(左、高徳院提供)
彩色が施された高さ約180センチの千倉観音像(高徳院提供)
彩色が施された高さ約180センチの千倉観音像(高徳院提供)
「日本廻国」の歴史や今回の行程について説明する星住職=南房総市役所
「日本廻国」の歴史や今回の行程について説明する星住職=南房総市役所

 南房総市千倉町にある古寺「高徳院」の星孝芳住職(45)が28日から、厄災後の安寧を願って観音像と祈り歩く「日本廻国(かいこく)」の大巡行に挑む。観音像を載せた山車を引きながら、京都市から千倉までの約700キロを約2カ月間かけて歩き続ける ・・・

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