山間部に14年ぶり路線バス 君津、地元要望踏まえ復活 中心部と清和地区、乗り換えなしで

路線バスの復活を喜び出発式に集まった地元住民ら。始発便の運転手に中学生から花束が贈呈された=君津市(市提供)
路線バスの復活を喜び出発式に集まった地元住民ら。始発便の運転手に中学生から花束が贈呈された=君津市(市提供)

 君津市内を走る日東交通の路線バス「周西線」が運行ルートを延長し、1日から市中心部の君津地区と山間部の清和地区を直通便で結んでいる。利用者減少に伴い廃止された区間だが、地元要望などを受けて14年ぶりの復活となった。

 周西線は、これまで日本製鉄の君津製鉄所からJR君津駅などを経由し、小糸地区の中島までの間を運行していた。新たな路線は、同製鉄所の中央門前、君津駅、中島などを経て、さらに同市西粟倉の清和公民館まで運行し、約9キロ区間が復活。朝夕の通勤・通学の時間帯と昼に直通便が1 ・・・

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