アジア大会を連覇 ジェフレディース千葉玲海菜・大沢春花選手、快挙に貢献 まもなく開幕WEリーグへ意気込み

熊谷知事にアジア大会優勝を報告した千葉選手(左)と大沢選手=10日、千葉県庁
熊谷知事にアジア大会優勝を報告した千葉選手(左)と大沢選手=10日、千葉県庁

 アジア大会サッカー女子で2大会連続3回目の優勝を飾った日本代表のメンバー、千葉玲海菜選手(24)と大沢春花選手(22)=いずれもジェフ千葉レディース所属=が10日、県庁で熊谷俊人知事に結果を報告した。FWの2人はそれぞれ5試合でチーム得点王となる7点ずつを挙げて連覇の立役者に。間もなく開幕するWEリーグに向け「1試合1点以上を」などと、点取り屋らしく意気込んだ。

 アジア大会でグループステージからゴールを積み重ねた2人。北朝鮮と戦った決勝では、大沢選手がヘディングで値千金の勝ち越しゴールを奪い、千葉選手も持ち味のスピードでダメ押しのゴールを決めた。

 今回初めて年齢制限のない代表に選ばれた大沢選手は「(初代表に)緊張したけど、結果を残せてうれしい」と笑顔。千葉選手は「試合を重ねるごとに調子が上がった。決勝でゴールできて良かった」と振り返った。

 2人の活躍に熊谷知事は「千葉でサッカーをしている女性にとって希望になる。WEリーグも楽しみにしている」とエール。けがで昨季の大半を棒に振った千葉選手は「通年で得点を奪いチームに貢献したい。コンディションは問題ない」と奮闘を約束した。

 ジェフ千葉レディースは12日、アウェーでセレッソ大阪ヤンマーとリーグ開幕戦を戦う。


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