290人"初めての"100メートル駆け抜ける 栄・安食小 児童の声で校庭拡張 直線路誕生「新記録出そう」

要望が実って広くなった安食小の校庭で、新設された100メートル走路を駆け抜ける児童たち=栄町
要望が実って広くなった安食小の校庭で、新設された100メートル走路を駆け抜ける児童たち=栄町
100メートルレーンで児童を前にハードル走を披露する順天堂大の選手
100メートルレーンで児童を前にハードル走を披露する順天堂大の選手

 栄町立安食小学校で、児童の声をきっかけに狭かった校庭が拡張された。これまで直線で確保できなかった100メートル走コースが設けられ、落成式で約290人の全校児童たちがうれしそうに駆け抜けた。

 高台にある同校はもともと校庭が狭く、50メートルの直線コースを作るので精いっぱいだったという。この状況に対し、3年前にあった子ども模擬議会で当時6年だった女子児童が「100メートルを思い切り走ることのできる広い運動場がほしい」と町長に訴え、校庭拡張に向けた計画が練られた。

 同町立の全4小学校では7年ほど前から ・・・

【残り 506文字、写真 2 枚】



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