2023年12月4日 05:00 | 有料記事
エイやサメ、マダイなどさまざまな海の生き物が描かれている「とんねる水族館」=鴨川市
女子美術大の学生らが描いた鮮やかな魚たち
トンネル内の清掃活動を続けた「友の会」の神田さん(中央)に感謝状を手渡す大森さん(右)=鴨川市
「鴨川市にある水族館」と言えば、誰もが真っ先に鴨川シーワールドを思い浮かべるだろう。では、市内にもう一つ「水族館」があるのをご存じだろうか。同市天津地区と小湊地区を結ぶ歩道用トンネルの内部には、マダイやシャチなど多様な海の生き物が暮らす“楽園”がある。県内在住の洋画家が制作を指揮した貴重な壁画は、地域の有志によって18年間、大切に守られてきた。
全長約233メートルの歩道 ・・・
【残り 1730文字、写真 5 枚】