2024年1月8日 13:29 | 無料公開
敷地いっぱいに咲き誇る菜の花を楽しめる「菜な畑ロード」=鴨川市
オープニングセレモニーで、テープカットならぬ「菜の花カット」を行う関係者ら=鴨川市
約3万3千平方メートルの敷地を黄色い菜の花で埋め尽くす早春の風物詩「菜な畑ロード」が、鴨川市役所近くの田畑にオープンした。まだ冬の寒さが残る中、一足早い春を感じようと、多くの家族連れが訪れ、花摘みや記念撮影を楽しんでいる。
早春の鴨川の観光を盛り上げようと地元関係者らの「なな畑鴨川実行委員会」が主催し、13回目。花摘み体験に加え、地元農産物や切り花の購入もでき、例年多くの住民や観光客でにぎわう。晴天に恵まれた7日には、花畑の中を進むミニトレイン「ドクターイエロー」も運行。親子で乗車したり、ゆっくり花摘みをしたりしながら「黄色いじゅうたん」を満喫した。
種まきを手伝った市立鴨川中1年の川彩華さん(13)は「元気がない人も、菜の花を見て明るい気持ちになってほしい。この菜の花が鴨川市を明るくしてくれたらいいな」と話した。
期間は3月3日まで。ミニトレインは2月4、11、18、25日にも運行予定(午前10時~午後3時、1回1人200円)。花摘み体験は10本200円。
期間中はインスタグラムでフォトコンテストも開催。「#菜な畑ロード2024」をコメントに加えて写真を投稿し、入賞すると景品が当たる。問い合わせは市観光協会(電話)04(7092)0086。