特産品を生かすには? 八街の落花生加工場見学 タイの食品関係者

 地域特産品を生かした加工食品について学ぼうと、来日したタイ国立食品研究所職員と食品産業関係者ら40人が12日、八街市の落花生加工現場を訪れ、名産品・落花生を加工する工程を熱心な様子で視察した。

 一行が見学したのは、八街商工会議所落花生部会長、福田守さん(66)の落花生加工場。参加者はゆで落花生の加工現場を写真やメモを取りながら見て回ると、案内した福田さんに商品の製造・保管方法から「なぜ八街が名産なのか」など、次々と質問をぶつけた。

 タイで果物から飲料を作る加工会社を営んでいる参加者男性(25)は「添加物を使わないなど自然な方法で加工し、消費者に安心を与えていると感じた。自分の会社でも健康に配慮した方法を取り入れたい」と話していた。


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