秋の房総路を３日間かけて走り抜ける首都圏最大のサイクリングイベント「ツール・ド・ちば２０１３」（千葉県観光物産協会主催、ツール・ド・ちば２０１３実行委員会共催）が１２日、開幕した。第１日は富津市総合社会体育館を出発し、長柄町、八街市を経て成田市までの１２５・７キロを約６３０人の参加者が力走した。

　同体育館前の特設会場で行われた出発式では、指導員を務める日本競輪選手会の会員らの指導で入念な準備運動などを行い、佐久間清治富津市長の合図で次々とスタートした。

　のどかな田園風景や勾配のある丘陵地帯など起伏に富んだコースを秋風に吹かれながら走り、初日ゴールの成田市東和田駐車場特設会場に到着。

　第２日の１３日は、成田市から九十九里海岸を南下し、大多喜町の丘陵地帯を抜け鴨川市総合運動施設がゴールとなる。