楽器の「響」を墨痕に “書の町”君津でイベント

 書道パフォーマンスや超特大筆の体験が楽しめる「きみつ書道まつり」が23日、君津市久保2の市生涯学習交流センターで開かれ、多くの来場者でにぎわった。

 同日のイベントでは、実行委員会会長で書道家の幕田魁心さん(66)が、ピアノや太鼓など演奏される楽器によって「響」の字の書体を書き分ける席上揮毫(きごう)を披露。観客は、音楽と書のコラボレーションによって次々に生み出される墨痕鮮やかな作品に見入っていた。

 きょう24日午後1時からは同センターで、東日本大震災で被災した宮城県の雄勝硯組合の事務局長による講演会「震災から復興へ」を開催する予定。


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