2013年11月30日 10:38 | 無料公開
奈良時代から平安時代までの文化財を一堂に集めた企画展「墨書土器の世界~山邊郡出土の文字資料~」が、八街市の市郷土資料館で開かれている。
同展では、国の重要文化財の銅印「山邊(やまのべ)郡印」の複製をはじめ、山邊郡(現在の東金市、大網白里市、八街市などにまたがる地域)内から出土した文字資料を約180点展示。土器に墨で文字や記号を記した墨書土器のほか、郡名「山邊」や人名が書かれた文字資料が会場内に所狭しと並べられている。
企画展に合わせて特設の体験コーナーが設置され、「山邊郡印」の印面作りにも挑戦できる。12月15日まで。開館時間は午前9時~午後5時で、休館日は月曜(休日の場合は翌日)。入館無料。問い合わせは同館、電話043(443)1726。