議員定数4減発議可決 監査委員、1人のみ同意 八千代市議会

 八千代市の定例市議会は19日に本会議を開き、市議会議員の定数を現行32人から28人に減らす条例改正の議員発議案を賛成多数で可決した。新定数は、条例改正を経て来年12月の市議選から適用される。

 議員定数をめぐって同議会は、全国的な減少傾向を踏まえ2010年6月に調査特別委を発足。同年12月の市議選を経て、翌11年9月に4人減の発議が提出されたが、賛成少数で否決。再び調査特別委を設置し、人口推移や財政規模、類似自治体との比較などを踏まえ検討していた。今回は共産党を除く市議27人による発議案で可決。特別委の試算によると、4人減による財政効果は市議任期4年間で約1億7千万円減という。


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