イチゴ狩り最盛期 多彩な品種、甘みも良好 山武

 千葉県内最大級の観光苺(いちご)農園組合、山武市成東観光苺組合で、イチゴ狩りが最盛期を迎えている。

 山武市では国道126号や周辺の県道が「成東いちごろーど」と呼ばれ、同組合に加盟する20軒の観光苺園が軒を連ねている。多彩な品種と畑で完熟した甘みの濃いイチゴが人気を集めている。

 同組合の組合長で山武市成東の窪原苺園の窪原勝彦さん(42)は「昨年12月までは生育に若干の遅れがあったものの、1月に入って寒暖の差が激しくなり、味が良くなってきている」と出来栄えに自信をのぞかせる。

 同園に家族4人で来園した千葉市稲毛区の会社員、竹内修さん(40)は「一つのハウスでさまざまな品種を楽しめるのが楽しい」、長男の大河君(6)は「おいしい。きょうは朝ご飯を抜いてきた」と苺を口に詰め込んだ。

 イチゴ狩りの開園時間は午前10時から午後3時まで。5月中旬まで開園しているが、2月末までの入園料は1500円(3~6歳は1200円、3歳未満は500円)。窪原さんによると、週末に来場者が集中するため、良質なイチゴを育てるため週初めの平日に休園する園が多いという。

 開園状況の確認はJR成東駅前わが街ご案内処内観光案内所、電話0475(82)2071、もしくは同組合ホームページ(http://sanmu15.com/)へ。


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