<コロナ5類移行1カ月> 教育現場、戻る日常 文化祭や部活、制限なく 生徒喜び「表情見える」 千葉県内

教室ではマスク姿で授業を受ける生徒、ノーマスクで席に着く生徒が見られた=7日正午ごろ、千葉市緑区の県立土気高校
教室ではマスク姿で授業を受ける生徒、ノーマスクで席に着く生徒が見られた=7日正午ごろ、千葉市緑区の県立土気高校

 新型コロナウイルスの感染症法上の分類が季節性インフルエンザと同じ5類に移行してから、8日で1カ月が経過した。教育現場ではマスクを着けて学校生活を送る子どもたちがいるものの、文化祭を一般公開にするなど担当者は「コロナ前に戻ってきている」と指摘する。ただ、感染は広がっているとみられ、専門家は「第9波に入っている」と警鐘を鳴らす。

 7日、千葉市緑区の県立土気高校。マスク姿の生徒もいれば、ノーマスクで授業に臨む生徒もいた。

 現在もマスクを着用する生徒は一定数いるといい、渡辺英樹教頭(54)は「生徒にとって(着用が推奨された)3年は長かった。外すようになるのも時間がかかるのではないか」と指摘し「生徒一人一人の事情があるので本人の判断を尊重していきたい」と語った ・・・

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