2023年10月12日 05:00 | 無料公開
市原市役所
市原市は11日、パワーハラスメント行為と公用車の車検切れで、消防局の職員2人をそれぞれ戒告の懲戒処分にした。
消防総務課によると、40代男性副主査は昨年7月~今年1月、日常の訓練などの際に、後輩の職員2人に対し「お前なめているのか」「まじで殴るぞ」などの威圧的な言動を複数回発し、精神的な苦痛を与えた。
60代男性副主査は、昨年9月29日~10月20日、当時、所属長として公用車を管理する立場だったのに十分確認せず、防火指導業務などに使う軽自動車を車検切れの状態で部下に15回使用させ、計154キロの距離を走行させた。同月の点検で車検切れが発覚した。
佐藤伸一消防局長は「より一層、ハラスメントの撲滅やコンプライアンスの徹底に取り組む」とコメントした。