2023年11月15日 13:07 | 無料公開
死亡した男児が乗っていた乗用車。奥は男性が運転していた軽乗用車=14日、東金署
大網白里市の十字路交差点で軽乗用車と乗用車が出合い頭に衝突し、乗用車の男児が死亡した事故で、東金署は15日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで軽乗用車を運転していた自称理容師、秋元善雅容疑者(46)=同市北飯塚=を逮捕したと発表した。同署は死亡した男児が押野奏生君(2)=同市大網=と判明したことも明らかにした。死因は頭蓋骨骨折を伴う脳挫傷だった。
容疑者は「事故を起こしたことに間違いない。一時停止はした」と話している。容疑者側に一時停止の義務があった。
逮捕容疑は14日午前8時40分ごろ、同市仏島の信号機のない十字路交差点で軽乗用車を運転中、乗用車と衝突して乗用車の奏生君を死亡させ、運転していた母親にも軽傷を負わせた疑い。
同署によると、衝突時に乗用車が横転。奏生君の上半身が車外に出て、車の下敷きになった。同乗していた奏生君の姉(4)にけがはなかった。乗用車にはチャイルドシートが2台取り付けられていたという。容疑者は出勤途中だった。