2013年11月13日 16:38 | 無料公開
県立松尾高校(山武市)の斉藤伸之校長らが12日、県庁で記者会見を行い、中間テストの解答用紙の一部を紛失していたことを明らかにした。同校や県教委は今月6日までに保護者説明会などを終えていたが、「校内でなくなった可能性が高い」などとして公表を見送っており、一部の報道機関から問い合わせがあってようやく発表した。警察には届け出ていないという。
斉藤校長らによると、紛失したのは10月21日に行った3年B組生徒37人の現代文の解答用紙。担当の国語科教諭が自宅で採点するため翌22日にバッグに入れて持ち帰り、23日朝に同バッグを持ってコンビニ店に立ち寄り後、出勤して紛失に気付いた。
同校は今月12日、37人を対象に再テストを実施。「生徒が不利にならないように評価を付けていく」としている。