山武署巡査を戒告 元交際相手にストーカー

 千葉県警は10日、元交際相手に執ようにメールを送ったとしてストーカー規制法違反の罪で罰金刑が確定した山武署交通課の男性巡査(26)を戒告の懲戒処分にした。巡査は同日付で依願退職した。

 県警監察官室によると、巡査は昨年11月5~15日、元交際相手の20代女性に「一緒にいてください」「連絡がないなら死にます」といったメールを71回送信するなどストーカー行為をした。また、消費者金融や同女性らから車の修理や改造代金として計約300万円の借金をしたとされる。

 巡査は12月10日に同法違反容疑で逮捕され、同20日、千葉簡裁から罰金50万円の略式命令を受けた。

 小林昇首席監察官は「職員がこのような事案を発生させ誠に遺憾。指導教養を徹底して県民の期待に応える活動を推進することで、信頼回復に努めたい」とコメントした。


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