匝瑳で給食中止 男性職員2人からノロ

 匝瑳市教委は27日、八日市場学校給食センターの男性職員2人からノロウイルスが検出されたとして、感染予防のため、同センターが配食している幼稚園と小中学校計12校の同日分の給食2460食を中止したと発表した。

 2人に下痢や嘔吐などの症状はなく、児童生徒や教職員への感染は確認されていない。海匝保健所の指導を受けて同センターを消毒し、28日から感染者を除いた職員で給食を再開する。

 市教委によると、ノロウイルスに感染していたのは事務職員(55)と配送員(67)。25日に同センターと野栄学校給食センターの全職員45人を検査し、26日午後に2人が陽性と判明した。

 野栄センターの女性職員2人が21日、調理員のノロ感染が確認された旭市第2学校給食センターへ見学に行っていたことから、急きょ検査を実施した。この2人からはノロウイルスは検出されなかった。


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