卒業・入学児世帯に2万円 八街市独自、物価高対策で

八街市役所
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 八街市は物価高騰対策として、来春に小学校入学する幼児と、小中学校を卒業する児童生徒のいる世帯に子ども1人あたり2万円を支給する独自事業を行うことを決め、開会中の市議会定例会に27日、関連経費約3034万円を計上した一般会計補正予算案を追加提出し、可決された。

 給付は、子の入学・卒業に伴い一部世帯で経済的負担が一時的に増大することを踏まえた対応。対象は来年4月に小学校に入学する幼児、同3月に卒業の小学6年と中学3年の児童生徒のいる世帯で、計約1500人を想定している。12月末から口座振り込みで順次支給する予定。

 定例会は同日までに、同補正予算案を含めた17議案を可決し、閉会した。


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