2014年2月14日 10:40 | 無料公開
国交省関東地方整備局と東日本高速道路は13日、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の稲敷インターチェンジ(茨城県稲敷市、IC)-神崎IC(千葉県神崎町)間の開通日を4月12日にすると発表した。同区間は千葉と茨城を結ぶ10・6キロ。開通に先立ち、地元自治体を交えた式典などプレイベントを開く予定。
圏央道は東京都心から半径40~60キロに位置する総延長約300キロの環状道路。現在約170キロ分が開通している。茨城側はつくばジャンクション(JCT)-稲敷IC間が2009年3月までに開通。今回の神崎ICへの延長で、茨城や埼玉側から成田空港など本県へのアクセス向上が期待できる。
県内の未開通区間のうち、神崎ICから東関東自動車道と接続する大栄JCTまでの区間は14年度中の開通を予定。大栄JCT-松尾横芝IC間は現在用地取得を進めているが、具体的な開通時期は未定という。
圏央道は昨年4月、東金JCT-木更津東IC間(42・9キロ)が開通。東京湾アクアラインと東金、茂原方面が結ばれたことでIC周辺の観光施設で利用者が増えるなど好影響が出ている。