2016年10月26日 05:00 | 有料記事
来春に任期満了を迎える千葉県知事選に出馬を模索する浦安市の松崎秀樹市長(66)は25日、同市役所で報道陣の取材に応じ「知事選を黙認すれば、森田県政を認めることになる」と述べ、出馬を検討していることを明らかにした。松崎氏は「少子化、高齢化、障害者福祉など市町村が抱える課題に対し、県の姿が見えない」などと批判。政党への協力要請なども視野に「年内に最終決断する」とした。
松崎氏は「沼田氏、堂本氏、森田氏の3人の(歴代)知事を見てきて、こんなに市町村に寄り添わない知事は初めて」と森田健作知事を痛烈に批判。「森田氏が自分の言葉で政策を語ったことは1回もない。千葉県の発言力がないに等しいといういらだちはずっと持っていた」と述べた。
知事選については「勝つための動きを始めた。大半の県内首長は同じ思い」などとし、首長や国会議員、地方議員らに支援を求めていく考えも示した。
出馬を検討するきっかけは「浦安市の震災復興もあと半年で終わる」などとし、「やるべきことをやった上で、できるだけ早く決断する」と述べ、年内に結論を出す考えを示した。
松崎氏は出馬について千葉市の熊谷俊人市長と相談したという。その熊 ・・・
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