市町長、全国屈指の5人 独自政策で行政に新風 【ちば令和の女性リーダー】(上)

当選祝いの花束を抱えて笑顔を見せる照川氏=8月28日、勝浦市
当選祝いの花束を抱えて笑顔を見せる照川氏=8月28日、勝浦市
女性市長としての思いを語る柏市の太田市長=同市役所
女性市長としての思いを語る柏市の太田市長=同市役所

 各界で女性のリーダーが活躍する中、県政界も令和に入り、女性首長が続々と誕生している。その数、全国屈指の5人。女性ならではの視点を生かした政策も掲げ、地方行政に新風を吹き込む。「まだまだ少ない」「機運は十分」…彼女たちの本音と抱負、元知事、識者の声を取材した。

(取材班・鈴木直志、伊藤義治、中瀬健太、福田淳太)

 過去20年、県内女性首長の変遷を見ると、県市町村課の調べで2009年~11年を除き、0人の時代が長く続いた。18年に君津市長選で元県議の石井宏子氏が初当選すると潮流は変わる。

 平成から令和に移ると、21年に鎌ケ谷市の芝田裕美市長と柏市の太田和美市長が、22年に多古町の平山富子町長と勝 ・・・

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