聖地で習志野旋風を 春高バレー5日初戦 【全国に挑戦】

スパイク練習をする習志野の選手ら=20日、習志野市
スパイク練習をする習志野の選手ら=20日、習志野市
全日本高校選手権に向けて練習する習志野の選手たち=13日、習志野市
全日本高校選手権に向けて練習する習志野の選手たち=13日、習志野市

 バレーボールの全日本高校選手権(春高バレー)は来年1月4日に東京体育館で開幕する。男女各52校が頂点を争い、千葉県からは男女で習志野が出場。男子が17年連続40度目、女子が38年ぶり16度目。同時出場は38年ぶり。ともに2回戦からの登場で、男子は近江(滋賀)―県岐阜商、女子は鹿児島女―盛岡誠桜(岩手)の勝者と対戦する。

◆選手層厚く頂点へ弾み 男子

 今年1月7日。前回大会の準決勝で、男子の習志野は東京体育館のセンターコートに立った。この大会で優勝する駿台学園(東京)と激突。ただ、セッターの平野悠広が「あっという間。気付いたら終わっていた」と振り返るように、各セット序盤から突き放されて0―3。力の差を見せつけられた完敗だった。

 毎年のように日本一を目標に据える習志野。この試合の経験はかけがえのない財産になった。「高いレベルを肌で感じた。自分たちはこれより上にいかな ・・・

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