舞浜が初の女王 昨年全国Vの習台二破る ミニバスケ県大会女子

 第38回県ミニバスケットボール大会(千葉日報社など後援)が12~26日、八千代市市民体育館などで行われ、女子はAシード・舞浜MBC(浦安)が昨年全国優勝した習台二MBC(船橋)に快勝し、初の女王。全国大会出場権を獲得した。県大会には323チームが参加し、上位58チームによる決勝トーナメントで激戦を展開。高さや速さなど、各チームが特長を生かしたプレーで会場を沸かせた。

 準々決勝からの試合結果は次の通り。

 【準々決勝】
 ▽舞浜(浦安)42-26八栄(船橋)▽白幡若宮フェニックス(市原)58-32館山(安房)▽習台二(船橋)36-34山武HM(山武)▽法典小(船橋)38-33真砂フラッシュ(千葉)

 【準決勝】
舞浜324-529白幡
   6-8若宮
   14-8
   8-8
 (評)昨年12月の関東大会出場の舞浜と、県大会上位常連の白幡若宮が激突。舞浜は前半許した3点のリードを第3Q(クオーター)に大家、羽賀の得点で逆転。4Qは互いに激しいディフェンスで1点を争う展開になったが、最終盤に大家がファールされながらシュートを決めて競り勝った。白幡若宮は攻守とも速さを生かしたが一歩及ばなかった。

習台二408-1237法典小
    4-10
    16-6
    6-6
(延長)6-3
 (評)昨年の準決勝と同じ好カード。予選ブロックから勝ち上がった速さの習台二と、関東大会に出場した高さの法典小とが延長突入の死闘を繰り広げた。前半10点リードを許した習台二は、3Qにゾーンプレスで相手の攻撃を封じ同点に。延長は少ない好機を得点し逆転勝ちした。法典小はエース堅田と桜井の長身コンビが前半に得点を重ね、斎藤のカットインなどで攻めたが、後半ゴール下の堅い守りを崩せなかった。

 【決勝】
舞浜432-719習台二
   16-4
   15-4
   10-4
 (評)1Qに攻め手を欠いた舞浜は、2Qにガード宮内、長身センター羽賀が出場すると羽賀の10得点などで一気に逆転。後半も宮内-羽賀ラインが着実に得点し、圧勝で初優勝を飾った。習台二は得意の速さを攻守で見せたが、シューター武田が9得点に抑えられ、連覇を阻まれた。

◆舞浜、選手コメント
 羽賀麻友さん 「3年間の練習の成果を出し、優勝できてうれしい。全国大会でもシュートを決めたい」(172センチの長身を生かしチーム最多16得点で初優勝に貢献)

 岡野七海さん 「県大会優勝・全国大会出場は夢だった。夢がかなってうれしい」(キャプテンマークの背番号4でチームをけん引)


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