2021年12月21日 12:27 | 無料公開
新年の皇居に飾られる盆栽「春飾り」の準備をする宮内庁職員=21日午前、皇居(代表撮影)
新年に皇居・宮殿や天皇ご一家の住まいの御所に飾られる縁起の良い松竹梅などを寄せ植えした盆栽「春飾り」の準備が大詰めを迎え、宮内庁は21日、作業の様子を報道陣に公開した。
春飾りは、紅白の梅やフクジュソウ、マンリョウなどがあしらわれ、樹齢150年を超える梅の木も使われる。大型のものは高さ約2メートルになる。この日は皇居内で、職員が盆栽の根元に丁寧にコケを張ったり、川をイメージした白い砂を敷いたりした。
出来上がった春飾りは、東京・高輪にある上皇ご夫妻の住まいの仙洞仮御所や、赤坂御用地内の各宮邸にも置かれる予定。








