甑島のトシドン子をしつけ 鹿児島、成長願い2年ぶり

鹿児島県・下甑島で集落の家を訪れ、男の子に褒美の「年餅」を与える年神の化身「トシドン」=31日夜、薩摩川内市

 鹿児島県薩摩川内市の下甑島で31日夜、青や緑の恐ろしげな仮面を着けた年神の化身「トシドン」が集落の家を訪れ、子どもの健全な成長と幸福を願ってしつけをする伝統行事が執り行われた。去年は新型コロナの影響で中止となったため2年ぶりの開催。

 トシドンは地元の方言で「年神様」を意味し、大みそかの夜に現れる。細くとがった鼻に赤い目をつり上げて鋭い牙をむき、子どもの1年間の素行や行儀の悪い点を戒めたり良い点を褒めたりする。

 トシドンは7歳と4歳のきょうだいの家を訪問。大声で「うそは言うな!ちゃんと見てたぞ」と叱る一方「元気なあいさつができるね」「よかど」と褒めた。


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