神倉神社で伝統の火祭り、和歌山 コロナ禍、男衆姿なく

世界遺産・神倉神社の「お灯まつり」で、「御神火」をたいまつに点火して下山した人たち=6日夜、和歌山県新宮市

 和歌山県新宮市の世界遺産・神倉神社で6日夜、約1400年前から続くとされる「お灯まつり」が行われた。一般参加の男衆約2千人が燃え盛るたいまつを手に急な石段を駆け降りる火祭りとして知られるが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年に続き神職ら関係者による神事のみとした。

 神倉神社とゆかりの深い市内の熊野速玉大社の神職らが参道を上り、神倉山の山頂近くにある神社で「御神火」を起こし、約2・5メートルの大たいまつに点火して下山する。

 祭りの開催を支援している奉賛会の会長、猪飼三雄さん(79)は「男衆の姿がないのは寂しい。コロナが早く終息してほしい」と話した。


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