地元の産廃問題の書籍貸し出さず 岐阜・御嵩町立図書館

 岐阜県御嵩町の町立図書館が、地元の産業廃棄物処分場建設問題を扱った昨年2月出版のノンフィクション書籍を「プライバシーの侵害の恐れがある」として、約1年間にわたり貸し出しをしていないことが10日、町への取材で分かった。

 町によると、書籍は1996年の町長襲撃事件まで起きた産廃問題やその後をまとめた内容。元新聞記者でフリージャーナリストの筆者杉本裕明氏が寄贈した。

 役場内で筆者への抗議を検討する動きもみられ、倉庫に保管することになり、蔵書の判断も約1年間にわたり保留している。

 町教育委員会は「蔵書にするかどうかは今後適切に検討する」としている。


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